製造業の残業45%減

投稿日時 2009-06-03 08:30:44 | カテゴリ: TOP

厚生労働省が1日に発表した4月の毎月勤労統計調査(速報)によると、製造業の残業時間などの所定外労働時間(1人平均)は、前年同月比45.3%減の9.1時間で、13か月連続の減少となりました。



 ただ、下げ幅は過去最大だった前月(48.9%減)と比べて11か月ぶりに縮小しました。製造業の残業時間は景気と一致して動く傾向があります。景気が上向いて生産が増えると企業は残業増などで対応するため、生産活動の急速な悪化に若干歯止めがかかった格好です。\



 製造業を含む全産業では、所定外労働時間が同19.7%減の9・2時間で9か月連続マイナス、労働者の平均賃金を示す現金給与総額も同2.5%減の27万2453円で11か月連続減でしたが、いずれも急激な下落傾向は一段落しました。



 常用労働者は0.4%増の4,409万8,000人。このうち正社員などの一般労働者は0.7%減の3,227万5,000人で2か月連続の減少。パートタイム労働者は3.4%増の1,182万3,000人でした。



 調査は全国の従業員5人以上の事業所約3万3,000か所を対象に実施されました。




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