厚生年金で事業所調査へ

投稿日時 2012-03-23 08:10:26 | カテゴリ: TOP

 

厚生労働省は21日、厚生年金への加入義務があるのに加入手続きをしない事業所について、3年以内に半減させる目標を定め、約175万カ所ある全ての対象事業所を4年に1度、調査する方針を決めました。

 同日の民主党厚生労働部門会議で示しました。厚労省はパートなど非正規労働者を2016年度から厚生年金、健康保険に加入しやすくする法案を今国会に提出しますが、加入を行わない事業所の把握を徹底し、加入拡大に備えるといいます。

国の指導を受けても加入手続きを行わない事業所は依然として多く、10年度末で少なくとも約11万カ所に上るそうです。


もちろん、社会保険(厚生年金保険・健康保険)の適用は対象事業所にとって義務であることは、言うまでもありません。


しかしながら、中小企業をはじめ多くの企業が利益を上げることに四苦八苦している現在のご時世にあって、雇用情勢の厳しさ等も考えると、厚生年金の加入促進をするためには、ただ企業に対し「調査」強化を行うだけでなく、事業所負担の問題についても、もっと国をあげて検討していただけたら・・・などと私個人としては考えてしまうところであります。

 

 





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