アスベスト被害で追加提訴〜首都圏の建設労働者 

投稿日時 2010-03-10 07:08:53 | カテゴリ: TOP

アスベスト(石綿)で健康被害を受けた患者や遺族らが6日、東京都内で原告団結成総会を開き、1都3県の建設労働者163人が国や建材メーカー46社に1人当たり3850万円の賠償を求め4月に東京、横浜両地裁に提訴する方針を決めました。08年5月の1次提訴(係争中)に次ぐ、首都圏の元建設現場労働者による集団提訴です。

 1次提訴分と合わせると、原告は375人(被害者数)となります。

 新たに提訴するのは東京、埼玉、千葉、神奈川の患者95人と死亡した68人の遺族。

 同訴訟は、2008年5月に被害者172人が東京地裁に、同6月には横浜地裁に40人が提訴。訴訟で原告側は「電気工や配管工などとして長年勤務し、粉じんを吸い込んで中皮腫や肺がんを患った。国とメーカーはアスベストの危険性を知っていたのに、十分な対策をとらなかった」と主張しています




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