離職者数・給付額ともに対前年度比増加〜平成20年度

投稿日時 2009-11-18 07:46:21 | カテゴリ: TOP

厚労省は13日、平成20年度(平成20年4月〜平成21年3月)の雇用保険の事業年表を公表しました。厳しい雇用情勢を反映し、資格喪失者数及び給付額が前年度を大きく上回った結果となりました。



 平成20年度における雇用保険の適用面についてみると、20年度末の適用事業所数は、2,021千所で対前年同期比0.2%減、被保険者数は、37,304千人で同0.1%増となっています。



 また、資格喪失者数は、年度計で7,376千人で対前年度比3.1%増、うち事業主の都合による離職者数は、1,139千人で同66.9%増となっています。

 初回受給者数及び受給者実人員の前職の産業別構成比についてみると、初回受給者数では製造業が24.4%で最も多く、次いでサービス業21.0%、卸売・小売業18.1%、医療,福祉8.5%となっており、また、受給者実人員では製造業が23.5%で最も多く、次いで卸売・小売業19.4%、サービス業19.0%、医療,福祉8.6%となっています。特に製造業の初回受給者数は対前年度比45.5%増となりました。



 給付面についてみると、一般求職者給付は、初回受給者数が1,816千人(年度計)で対前年度比15.8%の増、受給者実人員が607千人(年度平均)で同7.1%増となり、給付額は9,247億円で同6.0%増となっています。

 高年齢求職者給付(高年齢求職者給付金)は、受給者数が135千人(年度計)で対前年度比18.0%増、給付額は291億円で同17.1%増となっています。



詳細は厚生労働省HPでご確認下さい。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/koyouhoken02/pdf/08.pdf





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